

YTTに関して
■全米ヨガアライアンスって何?
全米ヨガアライアンスとは、ヨガインストラクターの水準を定めたアメリカの非営利団体です。
ヨガアライアンスにて認定されているYTTを修了すると、認定講師として登録することがでます。
誤解されがちですが、これはインストラクターとして必ずしも必要な資格ではありません。
認定されていなくてもヨガを指導することはできますし、実際多くの方は持っていません。
ヨガアライアンスに認定されているYTTは、カリキュラムの概要が厳しく定められているので、
200時間のコースを修了しているということで、最低限の知識を学んだという基準になるのです。
また逆に、コースを修了したからといって、指導することができるというわけでもありません。
200時間を受けることで、ヨガを学ぶにあたっての方向性を定めることができるのです。
同じ200時間コースでも、教える先生やスクールによって内容は大きく異なります。
まず自分の学びたいヨガがどのような形のものなのか、ヨガの何を特に学びたいのかということを
明確にすることで、どのコースを受けるかという基準になるでしょう。
200時間のコースを受け、ある程度指導経験を積むと、500時間コースを受講することができます。
これは必ずしも200時間を受けたスクールと同じでなくても良いのですが、多くのスクールは同じスクールでの200時間受講を前提に
500時間プログラムを組んでおり、全く方向性が異なるスクールで受講するのは、難しい部分もあるかもしれません。
■ヨガ初心者ですが受講できますか?
まず200時間コースを受ける際は、「1年以上、毎週定期的に、同じ先生のもとで練習している」という基準を設けています。
これから指導をしていく立場になるためには、自分自身が指導される立場をよく知っておく必要があるからです。
自分と先生との良い関係を保つことで、自分と生徒との間に良い関係を作ることができるのです。
アカンダヨガのYTTは、「知識として学ぶ」より、「実際に体験する」ことを通して、ヨガの全体を理解していくことを目的としています。
そのため、ある程度の基礎知識や経験があることで、より深い部分まで追求することができるといえます。
また、アシュラムで日常から切り離された生活を送るということは、内面的にもさまざまな変化を経験することが多々あります。
サムスカーラと呼ばれる潜在意識の部分が出てくることもあり、それは私たちが成長するのに必要なプロセスと考えられます。
ただ、現時点で極端に感情的であったり精神的に不安定である場合は、逆効果のこともあります。
その場合は、まずは他の方法で心を穏やかに保つことを優先させてください。
■500時間コースに必要な受講資格は?
まずは、ヨガアライアンスに認定されているスクールにて、200時間コースを修了していること。
それから、アーサナ、プラーナーヤマ、哲学や瞑想について、1年以上の指導経験があることを受講資格としてご案内しています。
500時間コースでは、指導方法や、上級向けのテクニック、ヨガ哲学の深い部分について更に深く追求していきます。
指導経験を重ねる中で生まれる疑問を更に追及したり、深い知識を必要とする方のためのコースです。
■英語が全くわかりません
日本語サポートは行っていますが、先生からの指示やアシュラムでの生活、他の受講生との交流は英語で行わなくてはなりません。
どうしても英語がわからないという方は、英語がわかる方と一緒に受講するか、専属の通訳を依頼してください。
また、500時間コースでの日本語サポートは行っておりません。
■コース終了後、デリーまでの移動は?
通常、コース修了予定最終日に卒業式が行われます。その後自由解散となり、アシュラムに続けて滞在する人、旅行に出かける人、
すぐに帰国する人、他のゲストハウスやアシュラムに移る人、そのときや人によってさまざまです。
それでも、修了後すぐに空港へ向かう人も多く、アシュラムでタクシーを手配し、タクシー代を頭割りしてデリーまで一緒に向かっています。
現時点では、誰がいつどのように移動するかはわかりませんので、コース修了近くなったころに受講生の動向を聞きながら、
必要な人にはタクシーの手配を行っていきます。
■持ち物は何を準備したらよいですか?
お申し込みの際、コースに必要なものを書いた資料をお渡ししています。
コース開催の時期に合わせた服装や、滞在中あると便利なもの、現地で手に入るものなどを詳しくご案内します。
ヨガマットは現地でも手に入ります。
■ビザの申請について
観光ビザを申請してください。申請する際に「ヨガを学ぶ」ということを渡航目的に記入すると「ヨガビザ」や「学生ビザ」の申請を
するように言われることがあるそうです。このコースではヨガ・学生ビザの取得は出来ませんので、ご注意ください。
ビザの申請は住居地によって異なり、東京か大阪で申請することになります。
現在は大使館や領事館ではなく、民間委託されているようですので、常に最新情報を確認の上各自で申請してください。
旅行会社や代行業者も多くありますので、時間に余裕のない方や、調べるのが面倒な方は、そちらを利用されるのが便利だと思います。
地球の歩き方などのガイドブックにも、申請方法が詳しく記載されています。
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アシュラムに関して
■デリーからリシケシまでの移動は?
☆情報は2008年7月現在のものです。状況は常に変わりますので、最新情報はその都度ご確認の上、
自己責任にてご利用ください。
◆空港からデリー市内◆
日本から到着する便は、途中の経由地で宿泊をしない限り、夕方から深夜の到着が多いです。
体力的なことを考えると、デリーで一泊しておくのがいいと思います。
夜遅い時間に荷物を持って歩き回るのは、あまり安全とは言えません。できればあらかじめ、一泊目のホテルは予約しておきましょう。
デリーでは日本語の通じる旅行会社もいくつかあり、インターネットで予約を受け付けているホテルも多くあります。
空港バスは24時間運行しているようですが、現地の地理に詳しくない場合、暗くなってからの利用は避けたほうがいいでしょう。
ちなみに空港バスでは、ニューデリー駅裏、オールドデリー駅近くを通り、ISBTに行きます。
ニューデリー駅裏とISBTには地下鉄の駅があるので、そこから地下鉄を利用するという手もありますが、どちらも駅までは少し歩く必要があるので、
夜の利用は避けたほうがいいと思います。
プリペイドタクシーは、ガイドブックでも注意喚起がありますが、トラブルはよく聞きます。
目的地にスムーズに連れて行ってくれる場合もあれば、旅行会社やお土産屋に連れて行かれるという話もあり、
面倒なことはできるだけ避けたい場合は、あらかじめホテルなどで空港送迎を頼んでおくのがいいと思います。
空港送迎でも、トラブルが全くないとは言えません。駐車場代だとか通行料だとかいって、小銭を要求してくる人もいるらしいです。
ホテルや旅行会社などで頼んだ場合は、そういった経費は全て含まれているので、一切追加で支払う必要はありません。
もし請求されても断るか、もし払ってしまったらすぐにホテルや旅行会社に連絡しましょう。
◆タクシー◆
まず、インドが始めての方、女性ひとりでの旅行の場合は、こちらをお勧めしています。
相場としては、小さめの乗用車で1台3000ルピーほどでしょうか。
ここのところガソリンが値上がりしているので、もう少しかかるかもしれません。
デリーの旅行会社やホテルで手配することができます。
デリーでは朝9時ごろから渋滞が始まるので、なるべく早めに出たほうがいいでしょう。
リシケシまでは、順調ならば途中の食事休憩を入れても6時間くらいで到着します。
タクシー利用なら、空港からそのままリシケシに直行という選択もあります。
夜なら道も空いているし、寝ている間に着くので時間とお金の節約になるかもしれません。
アシュラムまでタクシーを利用する場合は、あらかじめアシュラムの電話番号をメモしておくと、場所がわからない場合などに便利です。
運転手さんは大抵携帯を持っています。
◆列車◆
列車も、バスに比べると快適に利用できます。
チケットは駅で直接購入もできますが、着いて翌日すぐに移動したい場合などは、事前に予約したほうが確実でしょう。
日本からインターネットで予約もでき、チケットもプリントアウトできます。
http://www.indianrail.gov.in/
また、空港送迎などを旅行会社に頼む場合は、そこで一緒に依頼することもできます。
手数料は旅行会社によって大きく変わるので、比較したほうがいいと思います。
デリーから列車でリシケシに向かい場合、手前のハリドワールまで列車を利用し、そこからバスに乗り換えてリシケシを目指します。
利用可能な列車は、以下の通りです。
2017 DEHRADUN SHTBDI ニューデリー発 6:50 ハリドワール着 11:25
2055 DDN JANSHTBDI ニューデリー発 15:25 ハリドワール着 19:30
4041 MUSSOORIE EXP オールドデリー発 21:05 ハリドワール着 5:52
4317 NIZ DDN EXPRESS ニザムディン発 11:30 ハリドワール着 16:47 (日月のみ)
料金はクラスによって変わりますが、2SやSLなら100ルピーちょっと、CCや2Aで500〜600ルピーくらいでしょうか。
その他詳しくは、ガイドブックなどを参考にしてください。列車により、出発駅が異なります。
特にニザムディン駅はニューデリー駅から車で30分以上かかるので、時間に余裕を持って出発しましょう。
ニザムディン駅は小さな駅ですが、駅前に大きなフードコートがあり、早めに着いても時間をつぶすことができます。
ニューデリー駅は大きいので、プラットホームによってはかなり移動しなくてはいけません。
どちらにしても時間には余裕をもって移動しましょう。
ハリドワールでは、駅を出てメインロードに出てから、道路を渡って右手に歩きます。
そうすると左手にバススタンドがあるので、リシケシ行きのバスを探して乗り込みます。
運賃は中で車掌さんが集めるので、そのときに支払います。(20ルピー)
※2010年4月までは、クンブメーラのため、バス乗り場が移動しています。サイクルリキシャーでの移動が便利です。
リシケシのバススタンドに着いたら、オートリキシャーがいるので、それに乗ってしまうのがいちばん早いでしょう。
ラムジュラ周辺までは30ルピー、ラクシュマンジュラ周辺は50ルピーくらいでしょうか。時間帯によって多少変わってくるでしょう。
ただ、小型のオートリキシャーはタポヴァンのチェックポストから先には入れないことになっていて、アシュラムに直接入ることができません。
アシュラムに向かうには、ラクシュマンジュラのリキシャースタンドから少し歩くことになります。
または、タクシーを利用するか、大通りまで出て大型のリキシャーをチャーターすることもできます。
タクシーで200ルピー程度、大型リキシャーで70ルピー前後です。
◆バス◆
私自身、デリーからバスを利用したことがないので、確実な情報を持っていません。
ただ、デリーのISBTからリシケシに向けて頻繁にバスは出ているようなので、特に予約はなくても乗ることができるようです。
ローカルバスは途中で乗客を乗せたり下ろしたりしながら走るので、時間がかかります。
8時間程度は見ておいたほうがいいでしょう。
7月半ばから8月にかけての時期は、リシケシに向かう巡礼のためにメインロードが封鎖され、
回り道をしなければなりません。そのため、通常よりも時間がかかります。
バスはリシケシのバススタンドに到着します。
そこから先は、ハリドワールからバスに乗った場合と同じなので、参考にしてください。
■ヨガ初心者ですが、アシュラム滞在は可能ですか?
もちろん可能です。アシュラムに来て初めてヨガを体験するという方も少なくありません。
ただし、アシュラムという場所は「修行の場所」であるので、クラスへの参加は必須です。
他のアシュラムでは、滞在だけの受付をしているところもありますが、こちらのアシュラムではお断りをしています。
また、いくつか守っていただきたいルールもあるので、ご協力をお願いします。
■日本語のクラスはありますか?
定期的な日本語のクラスは行っていません。私の滞在中には、質問などにお答えすることができる場合もありますが、
レクチャーやヨガクラスなどは体験ツアーの方のみ対象となっています。
■1日だけの滞在もできますか?
アシュラムという施設の性質上、一週間以上の滞在が望ましいと考えられています。
2008年9月現在、最低滞在日数は設定されていませんが、最新情報については一度アシュラムに直接お問い合わせください。
■予約は必要ですか?
春や秋のオンシーズンに滞在予定の方は、あらかじめ予約をされることをお勧めします。
アシュラムのメールアドレス anandprakashashram@gmail.com まで、英語でご連絡下さい。
滞在する方のお名前、性別、到着予定日、滞在日数などがあれば大丈夫です。
YTTが行われる時期は、アシュラムは満室となります。その場合には隣接するゲストハウスに同じ条件で宿泊することが可能です。
■クラスだけの参加はできますか?
朝6:00から、夕方16:00から、それぞれ150ルピーで受講可能です。YTT開催時には変更になることもあります。
■お勧めのアシュラムやゲストハウスを教えてください。
リシケシには、さまざまな形態のアシュラムやゲストハウスが数多くあります。
滞在のいちばんの目的が何かということが明確であれば、滞在先も探しやすいでしょう。
宿泊も、100ルピー以下から、数千ルピーまで幅がありますので、実際にいくつか回り、確かめていただくのがいいと思います。
バックパッカーの経験があるかないかにより、許容範囲が大きく変わってくるようです。
とりあえず…ということであればヨガニケタン、ヴェーダーンタを学びたいということならダヤーナンダアシュラムがよかったです。
他は私もよく知りません…。
■アーユルヴェーダができるところはありますか?
マッサージを受けられるところがいくつかあります。1時間500ルピー程度から、パンチャカルマとして本格的に受けられるような、
2000ルピーを超えるところまで様々です。
アーユルヴェーダを学びたい方向けにも、マッサージだけを教えているところから、基礎から教えているところまで幅があるようです。
お問い合わせはよく頂くのですが、私自身が受けたことがないということと、紹介するから
責任も伴うため、安易にご紹介することができません。
「Ayuruveda Rishikesh」などで検索できると思いますが、本格的にアーユルヴェーダを学ぶのであれば、南インドが本場だと思います。
インドではアーユルヴェーダは医学なので、サンスクリットや薬草の知識などが必要になってくるでしょう。
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ツアーに関して
■もっと長く滞在したいのですが…
ツアーは現地で自由解散となりますので、引き続きアシュラムに滞在する場合は、直接アシュラムに支払うことで、延長可能です。
列車やバスの手配、他のアシュラムやゲストハウスへ移動するときにも、お手伝いします。
■海外旅行が初めてで、英語もできません
デリーの空港からリシケシまでの移動、現地での案内は全て日本語で同行しますので安心です。
リシケシからデリー空港までは、ご希望があればタクシー手配のお手伝いもします。
アシュラムでいつも依頼している運転手さんに依頼しますので、安心して利用することができます。
■ほかのアシュラムやヨガクラスも見てみたいのですが…
リシケシでは、アシュラム以外でも、ホテルやゲストハウスなどでヨガクラスを行っています。
私のわかる範囲で、ご希望に応じたヨガクラスを紹介することも可能です。
■ヨガ以外のプログラムにも興味があります
レイキやインド料理のほか、楽器やチャンティング、アーユルヴェーダマッサージなど、リシケシには学ぶものがたくさんあります。
ご希望に応じて、信頼できる先生を紹介します。
■ヨガのことをあまり知りません
今までも、ほとんどヨガの経験のない方にご参加いただいています。
ヨガとは何か、なぜ身体を動かすのか、ヨガとしてのライフスタイルとは何なのかなど、基礎からの勉強会を行いますので、
安心してご参加ください!
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ヨガ全般に関して
■アカンダヨガを日本で受けられますか?
現在日本では、20名ほどの卒業生が活躍されています。
現在Blogやメールアドレスを公開されている方は以下の通りです。
岸さん(男性・関東)
http://blog.livedoor.jp/kishinaoyuki/
kishinaoyuki@dj.pdx.ne.jp
Somaさん(女性・静岡から関東)
http://yumikyu.no-blog.jp/blog/
マイコさん (女性・青森)
maikoshimizu105@hotmail.com
そのほかの方には、私から連絡を取ることは可能ですので、お探しの地域や連絡先など記載の上、
メールフォームから、またはinfo@akhandayogajapan.comまでご連絡ください。
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